高齢者、小児にラモトリギン使用

国内では抗てんかん薬として2008年に新しく登場したラミクタールは、過剰な投与をしない限りにおいて、副作用も比較的少ないものとされており、高齢者や小児についても投与することが認められている、ラモトリギンを有効成分とした医薬品です。
このラミクタールは、てんかん発作の症状が生じる原因となっている、脳内における過剰な興奮状態を抑制するはたらきがあるため、てんかん発作の予防薬として使用することができます。
てんかん発作には、部分発作や全般発作といったさまざまな種類がありますが、このラミクタールであれば、比較的適合する種類や症状も多いといえます。
ただし、高齢者は一般的に生理機能が若い人などよりも極端に低下していることが多いため、患者の状態をよく観察しながら、慎重に投与することが必要であるとされています。
また、小児については、たしかに投与することが可能で、小児用として有効成分の配合量を少なくしたタイプのチュアブル錠剤なども製造されているのですが、2歳未満の幼児についての安全性は確立されていないとしています。
また、てんかん発作がある患者については、複数の抗てんかん薬を投与する併用療法と、ラミクタールのみを単独で投与する療法があるのですが、小児のてんかん発作の症状について、ラミクタール単独で用いることについての安全性は確立されていないとしています。
このラミクタールは、投薬開始からの期間によって漸次投与する量を増加させ、副作用を回避するという用いられ方が定められているため、投与にあたってはそのことを順守する必要があります。
軽い副作用としては吐き気や下痢、眠くなるなどがありますが、実は重篤な皮膚障害という副作用により、過去に患者が死亡した事例が報告されており、これはいずれも過剰な投薬が原因となっています。